メキシコの英雄 国境を一歩超えると変わる歴史観
2021-07-08 カテゴリー:アメリカクリック応援よろしくお願いします。
小泉政権下に日韓歴史共同研究会を発足させた理由は、歴史認識の問題は歴史の専門家同士で議論することだというシンプルな理由からです。歴史学者同士の認識が違うのであれば、学者同士で1000年でも2000年でも議論したら良いだろう。
歴史学者でも無い政治家や裁判官が歴史を認定することはあり得ない。日本政府は事実を認定する根拠があったか無かったかという発表しかしていない。
国境を接する国同士ではアメリカとメキシコも、一歩メキシコに入れば歴史は変わる。国境の街に建てられた銅像のパンチョ・ビリャはメキシコにとっては英雄だが、アメリカにとっては侵略者であり略奪者であるし、僅か1マイル足らずで歴史は変わる。アメリカ人とメキシコ人は仲良く互いを行き来するが何が問題かと言う。
韓国は歴史問題と言いながら、歴史問題にしたくないのだ。必ず政治問題にする為にあらゆる手段を使う。そして国のアイデンティティにおいても歴史問題を活用する。この段階で歴史に対する学問的なアプローチは不可能になるということだ。