台湾は世界経済のキーストーン。中国を封じ込めるアジア・ヨーロッパ自由主義諸国経済圏
2021-12-03 カテゴリー:ヨーロッパPhoto by Artist: Lucas. Printed By: J. Weiner (licensed under CC0 1.0)
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世界情勢を左右する今後の選挙
今後の注目される選挙は2022年の韓国大統領選挙、2022年のフィリピン大統領選挙、2024年のアメリカ大統領選挙、2024年の台湾総統選挙だろう。台湾海峡、南シナ海問題についてはフィリピン、アメリカ、台湾のリーダーが誰になるかでバランスは変わる。
習近平は2023年に再選される見通しだ。後は日本の憲法改正がいつのタイミングで発議されるかも注目される。
MEMO
世界地図を見ると日本側と南シナ海に共通して浮かんでいるのが台湾です。
情勢を見誤ると韓国は孤立する
韓国大統領選挙はこれらを見誤ったら次の5年は更に辛い5年間となるかもしれない。仮にアメリカが共和党、フィリピンが中国路線から離脱、台湾が民進党となった場合、親中路線の韓国から資本が逃げて台湾を始め東南アジア諸国への投資が加速するからだ。
MEMO
台湾、南シナ海問題が解決すると経済のホットゾーンは南下します。東南アジアから欧州へ至るエリアです。
イギリスが積極的な理由
イギリスがこれらの問題に積極的なのはEUからの離脱により英連邦の結束を強め経済基盤を再構築したいからだ。一帯一路と同じエリアに自由主義諸国が投資を行う経済圏構想を提案している。
太平洋、クアッドおよびヨーロッパに至る道には英連邦諸国が在る。イギリス連邦は54ヵ国が加盟している。かつての植民地支配後の連携など巨大な連邦であり人口は22億人と中国を優位に上回る。
イギリスの権益は多く中国に奪われた
かつてはアフリカはイギリスとフランスが権益を二分していたが中国に買収されてしまった。中国を中国大陸に封じ込めることはイギリスの利益になる。
そうなればEUも参加してくるだろう。どの国も中国が好きだとか中国を支持している訳ではなく、issueは経済であり金の問題だからだ。
POINT
香港問題は象徴的なものでしたが、様々な国でイギリスの利権は中国に奪われてきました。