日本の中距離ミサイル配備は中国が最も嫌がるパワーバランスの変更 | 抵抗する親中議員の不可解な画策
2023-12-27 カテゴリー:軍事Photo by The U.S. Army (licensed under CC BY CC0)
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THAAD配備に敏感に反応した中国
韓国の朴槿恵大統領が失脚した最も大きな理由として在るのがTHAADの配備といわれています。これに中国は激怒しK-POPの禁止や韓国への旅行をシャットアウトし経済制裁を行い今も続いています。国内的にも様々なスキャンダルが噴出し大統領弾劾にまで至り結果的に逮捕拘留されます。これらも親中、親北の左派がなりふり構わずスキャンダルをでっち上げたという話や、週刊誌記事だけで国会が弾劾決議を行ったなど様々なことが言われています。
U.S. Department of State (licenced under CC BY CC0)
米国をけん制し周辺諸国には恫喝
中国や北朝鮮は、アメリカと大陸間弾道ミサイルという長距離配備で睨み合っている限り、米軍が簡単に攻め込んで来ないという環境であると同時に、近隣のアジア周辺諸国をミサイルで恫喝することが出来る為、この構図にはメリットが十分にある。日本にも韓国にも核ミサイルは無い。日本は北朝鮮のミサイルや中国の挑発に日常的に晒されている。
日本のミサイル配備はパワーバランスを変える
逆に中国と目と鼻の先にミサイルを置かれた場合、戦略的パワーバランスが根底から変わる。中国が台湾をミサイルで脅した場合でも九州や沖縄からミサイルが中国にドカンと落ちるとしたら中国も迂闊なことができなくなる。反面中国はアメリカ本土の近くにミサイルの配備が出来ない。
中国の顔色をうかがう総裁候補
日本では武器を持ったら相手を怒らせるなどと、幼稚園児を言い聞かせるような話で敵基地攻撃能力に反対していた国会議員が居た。彼は防衛大臣時代にイージスアショアの計画も白紙にしてしまった。マスコミの世論調査では次期総理候補の第2位らしい。日本がミサイルを配備することは中国が最も嫌がる環境だ。