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封建制と近代化の関係 朝鮮王朝では産業革命に必要なプロレタリアートが居なかった

2021-07-01  カテゴリー:李氏朝鮮

封建制と近代化の関係 朝鮮王朝では産業革命に必要なプロレタリアートが居なかった

Photo by Unknown author (licensed under CC0 1.0)

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産業革命を支えたプロレタリアート

朝鮮王朝では産業革命を成功させることはできない。産業革命を行うためにはプロレタリアート(無産者階級)、つまり労働者の存在が不可欠だ。

維新軍が鎖国政策の江戸幕府を倒したことで目指したものは開国は勿論、封建制度からの脱皮であり幕藩体制の破壊だ。つまり人々が封建制の中に在り土地に縛られている以上、流動的な労働力を確保できない。

新たな産業発展においても必要な人材が必要な場所に集まるということができない。明治維新により発生した最も重要な要素の一つとして、土地に縛られないプロレタリアートの誕生がある。

中世のままだった朝鮮半島

当時の朝鮮半島を見た場合、封建制どころか奴婢制であり、それは中世の社会のものだ。しかも内実を見た場合中世期に発展するようなものが一切発展せず、その社会は中世以前の状態であったとされている。

このように奴婢が土地に縛られ、主人に縛り付けられ自由も無いならば、産業発展を支える労働力はどこから生まれるのだろうか。

流動的な労働力が近代化には不可欠。

近代化を進めるためには旧来の封建的社会体制の打破は不可欠になる。明治維新がそうであり、辛亥革命は清王朝からの脱皮を目指した。

その理由から近代化を目指し奴婢制度の廃止を目指した金玉均の考え方は正しいのだ。朝鮮王朝を倒してこそ抜本的な社会改革が可能となり、近代化の道はそこから始まる。




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