日本に存在する大陸由来の「姓」と時代背景 | 2つの時代を混同すると見えなくなる歴史
2023-12-17 カテゴリー:日本文化Photo by Puzzlet Chung (licensed under CC BY CC0)
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氏から由来を知るには前提がある
氏の文字だけを見てそれが半島系だという理屈を言う人がいる。代表的には金子氏などの金の付く氏は半島系ということだが、正解であり正解では無い。
平安時代に亡命して来た百済人
白村江の戦いに敗れ百済人が多数日本に避難亡命して来た時代にその中の百済王家の子孫である高野新笠は桓武天皇の母である。桓武天皇からの子孫で平を名乗ったのが平氏であり、金子氏はこの桓武平氏の流れを汲むとされている。そうすれば金子氏が半島人であれば今上天皇陛下も半島人だろうか。
日本内部を攻撃する目的?
つまりそのようなバカバカしいロジックを組み立てる為に半島人が敢えてこの話を何度も取り上げては日本人に知らしめている経緯が在ることを知る必要が在る。彼らは排他的感情や嫌韓感情を利用しながら何もかもを半島人にして攻撃させることを楽しんでいる訳です。日本に渡った人間は裏切り者程度にしか彼らは考えていません。
千数百年も同化した歴史
7世紀後半に日本は大量の難民を受け入れたということになる。これらの人々は既に千数百年も日本に同化し家族を繋いできた以上半島の姓ではなく日本の氏である。それ以前に遡れば縄文時代には既に日本には多くの渡来人が移住して来ており、日本語となって根付いているものもある。
併合以降に渡った半島系の人々
在日という意味で日本統治時代に出稼ぎに日本に渡った半島人が朝鮮名として名乗った金姓が混在するのでこれは完全に別の問題であり、少なくとも併合からの1910年以降の話となる。これは朝鮮の姓としての金である。在日とは帰化せず国籍は半島となっている。
創氏改名では日本名を欲しがった
その他に創氏改名により名前を奪われたと言うが申請制だった。実際は満州などに出稼ぎに行く場合満州族の清の属国であった半島人は虐められる為、又は商売がしやすい理由で日本名を欲しがった。この場合朝鮮の姓ではなく日本の氏を欲しがったので、これは日本人と全く変わらない一般的な氏を持った場合が多い。