男系継承は正当な天皇家を示す唯一のもの 万世一系の原則
2020-12-04 カテゴリー:日本文化クリック応援よろしくお願いします。
日本の皇室の男系継承は男女差別?
日本の皇室は男系の系譜で継承されて来た。天皇皇后両陛下の間に男児が産まれないことで議論になっているが、左派を中心とした意見は男女差別だと非難している。つまり、天皇陛下の娘である愛子内親王殿下を天皇にしろということだ。
女性天皇と女系天皇は全く違う
「女性天皇」と「女系天皇」とは全く違う話だ。皇位継承というのは天皇の父を辿って行ったら神武天皇への系譜が続くということだ。女系天皇を認めると、天皇の母を辿って行っても神武天皇にはたどり着けなくなる。
このように天皇家は現在まで2,684年にもなる長い歳月の間、男系の系図を受け継いできた。女系天皇を認めるという考え方は、この2,684年の伝統を断ち切れという暴論なのだ。現在、秋篠宮ご夫妻には御子息がおられるので、悠仁親王殿下に継承されるのが正しい継承の形となる。
皇統を守ることの意味とは
男女平等という考え方と、文化と伝統、皇室の系譜を守る考え方を混同したらおかしな話になる。男女差別というのなら皇室の女性は一般人の男性と結婚すると、皇室を離れなければならない。逆に言えば、一般人男性は皇室の女性と結婚しても皇室に入ることができない。これは男女差別になるだろう。しかしこれは家の問題なのだ。そして天皇家とは日本の家の象徴でもある。むやみに立ち入ることができないその家々の道がある。天皇家はそれを2,684年も継承してきたのだ。それを変更する?一体何故・・。
日本は皇統が守られた為に分裂しなかった
キリスト教は福音書が分かれ様々な派があり、カトリック、プロテスタント、ギリシアスタイルなどに分派し対立している。イスラム教は4代目アリーを後継者と認めるかどうかでスンニ派とシーア派に分裂して対立している。
日本には継承の正当性を示す系譜が存在する。これを守らない理由は一体どこにあるのだろう。男女平等の原則?何だろうか。日本はこの血統を守っていくことに変更はない。天皇は日本国を象徴すると憲法に書いてあるだろう。