中華思想と漢化政策、ウィグル、チベット問題 - 中国は世界の中心と考える歴史
2021-10-24 カテゴリー:中国クリック応援よろしくお願いします。
中華は世界文化の中心。
中華という意味は、中国は世界の中心を意味し、世界征服の野心を表す言葉として紹介されることが多いが、実は中華思想は文化の中心という意味合いが強い。
漢民族は遺伝子上の民族を表すものでは無く中国の文化や風習を取り入れれば漢民族とされる。日本人でも中国に移り住み、中華料理、家の装飾や祭事など中国式に生活すれば漢民族となるのだろうか。
古来の中国の統治はそのように、中華文明の拡大と共有が中国大陸への侵略のリスクを減らすと考えていた。
MEMO
かつての文明の発祥地であった中国はその他各国に文化的恩恵を与え、周辺国は入貢をしていました。その考え方が中華思想と言えますが現代においてそれは民族文化否定の元凶となっています。
チベット、ウィグルは中華の中で特殊なエリア。
その為、チベットやウィグルなどは安心できない要素だ。チベットもウィグルも独自の文字を持ち、独自の風習を持ち、宗教も持っているからだ。
同じ国となるなら文化や風習は、民主主義国家なら当然認められる権利ではあるし、旧ソ連も多くの民族が住み、連邦制として各地の文化風習は認めていた。中国はその逆であり、文化風習が先なのだ。
強制的漢化教育。
ウィグルでの強制収容所では漢化教育が行われる。中国の歴史や風習を刷り込むだけ刷り込み洗脳するのが目的だ。ベトナムは歴史的に中国とは仲が悪く南越国として中国に入ったり離脱したりしている。
フランス統治の影響もあり、漢字を廃止して中華の外の出た。そのような意味では韓国は漢字を廃止したのだから、文在寅大統領がいくら頑張っても漢民族になることはできない。
POINT
文在寅大統領を始めとする左派勢力は小中華の時代に逆行しようとしているように見えますが、中国文化を切り捨てて独自の民族だと主張して来た経緯があります。