ウクライナ軍事施設への攻撃が開始 ロシアは平和維持活動と主張 日本は敵基地攻撃能力を高めるべき
2022-02-25 カテゴリー:ウクライナクリック応援よろしくお願いします。
ロシア軍がウクライナの軍事施設を攻撃
ロシアがウクライナ全域に渡ってウクライナ軍の施設への攻撃を行っている。ロシア国防省は、これまでに11の空港を含むウクライナ軍の80以上の施設を攻撃したと発表した。
首都キーウの郊外にある軍事施設が巡航ミサイルの攻撃を受けたほか、ウクライナ軍の東部の拠点となっているクラマトルスクや、南部にある軍事施設など各地で攻撃が続いたということだ。
平和維持活動の為のやむを得ない作戦とロシア
プーチン大統領は他に選択肢は無かったと攻撃を正当化し、民間への攻撃は行っていないから安全だともした。
ロシアはルガンスク、ドネツクの2州を守るという建前で、これを阻止するためにウクライナ軍が派兵されるという前提で事前に軍施設を攻撃しているという立て付けの理論となっているようだ。
現在ウクライナ東部の親ロ勢力は同2州の一部地域を制圧している状態で、全域制圧を目指していて、それを後方支援している形ともなっている。
経済制裁が軍を制圧することはない
欧米はじめ日本も経済制裁を発表しているが、経済制裁がロシアの進軍を物理的に止めることはできない。
ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアと断交すると発表しているがこれも全く意味が無いだろう。
合わせて同氏は、「ウクライナを防衛」すると発言しており、ロシアとの戦争には言及していない。
おそらく時間の問題で東部2州はロシアのものになると思われる。ウクライナの軍事施設は破壊され、ロシアの軍事施設は無傷のままだからだ。
日本政府も敵基地攻撃能力について岸防衛大臣が自衛の範囲内との見解を示したが、尚も反対の声が多い。
防衛一辺倒というものがどれほど非現実的で脆弱であるかをリアルタイムで見ていることになる。
POINT
軍事侵攻は正に物理的な問題であり、経済制裁は経済上での制裁に過ぎません。現在進行中の問題は軍事侵攻の問題です。
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