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資源大国ロシアの戦争を経済制裁で止めることができるだろうか 戦争が始まった原因についての議論は未だ始まっていない

2022-03-12  カテゴリー:ウクライナ

資源大国ロシアの戦争を経済制裁で止めることができるだろうか 戦争が始まった原因についての議論は未だ始まっていない

Photo by klimkin (licensed under pixabay)

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経済制裁は開戦後も有効か

ロシアへの各国からの経済制裁が行われる中、プーチン大統領は戦争を止める気配はない。フランスのマクロン大統領との電話会談では、ロシアの目的が全て達成されるまでウクライナ侵攻を停止することは無いと伝えている。

経済制裁下でも戦争を止めないロシア

日本を含め各国マスコミでは経済制裁によってロシアはいずれ苦しくなって戦争を止めるだろうという観測が多いが、どうもそうでは無いようだ。

戦争を行うために主に何が必要かと言えば、戦うための兵器とそれを動かす燃料、そして兵士の食料だ。これらが欠けた時に戦争継続は困難な状況となる。経済的に損だから、得だからという考え方は戦争が始まる前の議論だろう。

過去の日本はどうだったか

日本の過去の歴史を思い出してみたい。日本はABCD包囲網を敷かれた。A=America(米国)、B=Britain(英国)、C=China(中国)、D= Dutch(オランダ)による包囲網だ。これにより日本は戦争継続に不可欠な鉄工、石油、食料などの経済封鎖を受けた。

その結果どうだっただろうか。大東亜戦争、太平洋戦争に突入した。経済封鎖によって国家存続の危機は目に見えており、大東亜共栄圏構想をさらに進めることで、日本はアジア経済圏を作ろうとした。

大東亜共栄圏構想は西洋のアジア植民地支配を追放する戦いであり、経済制裁による損失は大東亜共栄圏の発展により補われるだろう。そのように日本は考えた。

製造済みの武器は山のようにある

ロシアに話を戻せば、兵器について言えばロシアは世界有数の軍事大国であり、既に製造済みの兵器は山のようにある。

資源大国のロシア

燃料を見た場合、ロシアは石油埋蔵量が世界第7位であり石油産出量としては2010年にサウジアラビアを抜いて世界第一位になっている。食料を見ればロシアの穀物食料自給率は124%である。つまり、戦争を継続する為に主に必要なものはロシア国内で手に入るのだ。

鉱物資源も豊富

鉱業も盛んであり、世界の鉄 32%、ニッケル 31%、錫 27%、コバルト 21%、ウラン 14%を産出するほか、銅、鉛、亜鉛、アルミ、チタン、金、プラチナ、ダイヤモンドなどを産出する鉱物大国でもある。

エネルギー産業は世界有数

又、石油・天然ガスを中心とする燃料・エネルギー製品の輸出額はロシアの総輸出額の2/3を占め、欧州諸国は天然ガスをロシアから買わなければ経済活動ができない。だからこの部分は経済制裁を受けていないのだ。さて、これで戦争が止まるだろうか。

戦争を止めるのはそれを上回る戦力

過去の戦争を見ても、戦争を止めるのはそれを上回る戦力であり、もしくは戦争に至った原因を取り除くことしかない。

経済制裁は資源を殆ど持たない当時の日本の軍隊を止めることも無かったのだ。



POINT

現在のロシアの状況を見ると、ウクライナ侵攻を止める気は無いようです。プーチン氏を説得するという試みは継続するべきですが、根本的な問題を解決できなければ進軍を止めることはできないように見えます。





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