ウクライナはNATO加盟を断念も NATOはウクライナを受け入れる用意はないとゼレンスキー氏
2022-03-10 カテゴリー:ウクライナPhoto by U.S. Air Force Master Sgt. Jerry Morrison (licensed under CC0 1.0)
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NATO加盟はもはや求めていない
< AFP記事抜粋 //-->ゼレンスキー大統領は、ウクライナのNATO加盟をもはや求めていないと述べた。これは、ロシアが親欧米の隣国に侵攻した理由の1つである微妙な問題である。
NATOはウクライナを受け入れる準備が出来ていないとも述べた。2月24日に侵略を行う直前にプチン大統領が独立を認めた2つの親ロシアの州の状況について「妥協」する用意があると述べた。ゼレンスキー氏はNATO加盟国について、通訳を通じて「ひざまずいて物乞いをしている国」の大統領にはなりたくないと述べた。< --AFP記事抜粋 //>
NATOとロシアの取引は可能か
欧米諸国は一貫してウクライナ問題について軍隊を送らないと表明してきた。これに対しゼレンスキー氏はNATOの協力を再三訴えてきたが、現状を冷静に見てNATO加盟は難しいと判断したようだ。
併せてゼレンスキー氏は、ウクライナの安全保障をNATOとロシア双方に求めており、これをどのように実現するかが課題となる。
NATOとロシアとの取り決めについては過去に例が在っただろうか。つまり約束を交わしてもどちらか一方がこれを破棄した場合どのようになるのかについてを考えると、NATOとロシアの取引については非常に慎重にならざるを得ない。
局面が変わった交渉
いずれにしてもウクライナの安全保障が守られることが唯一の解決策であることは言うまでもない。これをどのように実現するかが解決の鍵となる。これにゼレンスキー氏が合意し始めたということになる。
POINT
ゼレンスキー大統領のメッセージに対してNATOとロシアはどのような反応を見せるのかが注目されます。
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