ウクライナのキーウに400人のゼレンスキー氏暗殺部隊投入 戦略核使用の可能性は?
2022-02-28 カテゴリー:ウクライナPhoto by Presidential Press and Information Office (licensed under CC BY 4.0)
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<東京中日スポーツ記事抜粋//>ロシアのプーチン大統領は、ウクライナのゼレンスキー大統領ら23人の要人を暗殺するためにアフリカから傭兵部隊を雇い入れ、首都キーウに送り込んだ。
27日の英紙タイムズが報じた。プーチン大統領は、親交が深いロシア人が運営する大手傭兵エージェントから2,000人をピックアップし、そのうちの最精鋭400人をベラルーシ経由でキーウに送り込んだという。
部隊は携帯電話などを用いて「ゼレンスキー大統領の居場所を常に把握しており、クライアントからのゴーサインを待っている」という。/記事抜粋>
ゼレンスキー暗殺部隊がキーウ入り?
暗殺部隊とは物騒な話だ。しかし気になる点は、ウクライナは、ロシア軍がキーウ侵攻に失敗したと発言しており、実際にロシア軍はキーウから30kmの地点で膠着状態にあるようだ。
しかしイギリスの情報だと、既に400人の暗殺部隊が既にキーウに入っていることになる。この戦略となると、欧米がウクライナに武器供与を行うと発表しても、そのような武器はあまり役に立たない。
敵はどこにいるか分からない状態でゼレンスキー氏の暗殺のチャンスをうかがっているのだ。
ロシアは核を使用するのか
もう一つ気になる点はプーチン氏が核抑止部隊に特別警戒命令を発したことだ。核兵器の使用準備をしろという命令だが、核と言っても様々なものがあり、街ごと無差別に壊滅させるという大型のものから、極めて限定的に核爆発を起こし、狭い地域を壊滅させる戦略核がある。
これは戦闘機のミサイルとして装備が可能な程小型であり、敵に命中する必要が無い。空母などはその近くに落ちれば壊滅させることができるし、陸戦でも敵大隊の居る地域に投下すればその部隊は壊滅する。
ロシア軍が隣国であり最も近いキーウ攻略に失敗するだろうかという疑問がある。それならばロシア軍はどの国も制圧することができないではないか。ロシア軍が撤退を始めたなどという情報が入ったら、戦略核を使う可能性を考えてしまう。
POINT
現在ウクライナとロシアがベラルーシ国境で停戦協議を行っている模様だが、イギリスの情報ではロシアは停戦に応じる気は全くないと伝えている。