東アジア諸国の政権の正当性|韓国の政権正当性は反日により保証される
2021-08-15 カテゴリー:台湾クリック応援よろしくお願いします。
東アジア諸国の政権正当性
政権の正統性とは何だろうか。戦後、韓国の政権の中心に立ったのは、上海の大韓民国臨時政府だ。米国の支援を受けて混乱の南朝鮮半島を統治した。臨時政府は反日運動の正統性を国民に訴えることで政権の正統性を主張した。
中国の国共内戦は中国共産党に軍配が上がり、蒋介石は台湾に逃れ中華民国を継承した。その正当性は孫文の建国した中華民国を継承する国は台湾であるということだ。
ベトナム戦争の末、社会主義勢力が勝利し、ベトナムは統一国家となった。概ね東アジアは旧ソ連の勢力が勝ったことになる。
香港問題は何だろうか。社会主義と自由民主主義の問題だ。東アジア各国で起こっている問題は、戦後継続して行われている社会主義・共産主義と、自由民主主義・資本主義の攻防戦であることは知るべきだろう。
戦いの敵は劣化したコミュンテルン
この戦いの敵は誰だろうか。それはロシアでは無く、中国に変わったことを世界は知っている。旧ソ連とは全く違う独自で曖昧な中国の社会主義思想だ。中国型社会主義の成果はどこにあるだろう。陳腐なまでに失敗し、資本主義を部分的に導入し、繁栄したように見えるが、貧富の差が拡大した歪な国家にすぎない。中国も北朝鮮もコミュンテルンの劣等生だ。
韓国は東アジアの民主主義国だ。使い古された政権正当性にしがみつくのではなく、今なにが行われているかを知らなければならない。