台湾で大人気のオレンジの悪魔は蔡英文総統の秀逸な戦略?日本も台湾を見習うべき。
2022-10-23 カテゴリー:台湾クリック応援よろしくお願いします。
台湾で大人気のオレンジの悪魔
台湾での京都橘高校のブームが未だ収まらないようだ。台湾の双十節に招かれた「オレンジの悪魔」と呼ばれる日本の高校生達は圧巻のパフォーマンスを行い日台友好を訴えた。
双十節は台湾の建国記念日にあたる式典であり外国のしかも高校生がメインイベントとして登場するのは異例のことだ。しかも総統府見学では蔡英文総統が登場するというサプライズまで行われた。台湾では日本は自由民主主義の先輩の国であり、かつて50年間同じ国だったこともあり日本への興味関心が高い。
自由な若者は民主主義の象徴
どうやらこの「オレンジの悪魔」は自由民主主義の象徴として式典に招かれたように見える。つまり蔡英文政権の秀逸な演出である。2024年の総統選挙では台湾国民は国家イデオロギーの選択を行うことになる。どちらに付けば経済的に豊かになれるかという選挙では無く、自由民主主義と中国式社会主義かの選択である。
堂々とした高校生に衝撃
そこで台湾の若者が見たものは、高校生の部活動の一環に過ぎないマーチングバンドが圧倒的な演奏力を見せつけ、他国のしかも総統が出席する式典で堂々とパフォーマンスを行なったのだ。このことに台湾の人々は驚いたようだ。自由に才能が開花する自由民主主義か、習近平のふくよかなお腹に抱かれる社会主義かについて。
選挙権の年齢引き下げも念頭に?
2022年3月に台湾では選挙権を18歳に引き下げたことも大きく関連している。オレンジの悪魔と同世代の台湾の高校生が2024年には投票に向かうのだ。これだけ大きなブームになっているということは蔡英文総統の演出は大成功した。蔡英文総統は習近平より遥かに頭が良い。ちなみに台湾での「オレンジの悪魔」に関連する動画をFacebookに貼り付けるとコミュニティ規約違反として削除される。中国共産党とFacebookの関係性は良く分からないが、都合が良くないことは確かみたいだ。
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