中国から拒否されたリトアニ産のエバミルクを台湾が買い取る。台湾の自由主義への思いは本物だ
2022-01-13 カテゴリー:台湾クリック応援よろしくお願いします。
リトアニアを救済する台湾食品メーカー
中国から受け取りを拒否されたリトアニア産エバミルクを台湾の食品メーカーが買い取ったことが10日、分かった。台湾とリトアニアの両政府の協力ですでに約1,000箱が台湾に到着した。
外交部の欧江安報道官は11日、今後も引き続き、リトアニア製品の台湾での販路拡大に協力していく方針を示した。
リトアニアの首都ビリニュスに台湾の代表機関「駐リトアニア台湾代表処」が設置されて以降、リトアニアは中国から報復行為を受けている。
中国はリトアニアとの外交関係を「代理大使級」に格下げすると表明したほか、中国向けに輸出されたリトアニア製品を通関で足止めするなど圧力を強めている。
MEMO
リトアニアは台湾代表処を設置したことにより駐中リトアニア大使館の閉鎖に追い込まれました。
進む台湾とバルト三国の関係
エバミルクを購入したのは甘田食品科技(新竹県)。量はコンテナ1個分に上る。
同社の責任者は中央社の取材に対し、購入したエバミルクで香港式ミルクティーなどを製造し、世界に販売する考えを示した。
責任者は台湾在住30年以上の香港人で、リトアニア産のエバミルクとスリランカ産のブレンド茶を合わせてみたところ、「懐かしい味」が出来上がったという。
開発した香港式ミルクティーは、リトアニア国旗の「黄、緑、赤」を取り入れたデザインでパッケージングする予定。リトアニアの台湾への応援を象徴すると同時に、リトアニアを応援する同社の思いも表現したいとしている。
POINT
台湾と友好を深めるリトアニアは駐中リトアニア大使館閉鎖に追い込まれました。台湾はリトアニアと友好関係を深めます。
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