朴槿恵の特別赦免が決定 文在寅は何を企んでいるのだろうか あまりにも長い4年9カ月
2021-12-24 カテゴリー:韓国
Photo by U.S. Department of State (licensed under CC0 1.0)
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懲役22年を宣告され、収監中だった朴槿恵元大統領が24日、特別赦免で31日0時から自由の身となる。2017年3月31日拘束された後、4年9カ月、1,736日ぶりのことだ。
朴元大統領は文在寅大統領に感謝の意を表した。ユ弁護士は「多くの心配をおかけし、国民の皆様にごめんなさい。また、変わらない支持と声援を送っていただきありがとうございます。困難が多かったにもかかわらず、赦免を決めてくださった文在寅大統領と政府当局にも大きなな謝意を表わす。新兵に戻り治療に専念し、早い時期に国民の皆さんに直接感謝の挨拶をさせていただきたい。」との朴槿恵元大統領の言葉を伝えた。
MEMO
韓国大統領の刑期として最長だったのが朴槿恵元大統領の1,736日です。
そもそも今年8月にサムスングループトップの仮釈放の決定において、朴槿恵赦免を野党が中心となって求めたが文在寅大統領はこれを拒否した。赦免を求める側は国民の分断の原因を解消するとして朴槿恵釈放を求めたものだが、今回青瓦台が決定した赦免は正に国民の分断の解消をその理由に挙げている。
穿った見方かもしれないが、韓国大統領は任期が終われば何かしらの罪で逮捕されるのが通例となっている。文在寅大統領は、次の大統領が誰になっても朴槿恵の赦免は行われると見たのだろうか。どうせ赦免されるのなら自分が赦免する。
このことにより野党側に対して誠意を見せた形となり、自分の訴追を見逃してほしいということだろうか。いずれにしても収賄容疑で22年の懲役は驚愕だ。これは日本人の感覚だが、4年9カ月も懲役刑を受けたのだから釈放されたことは何よりだ。
POINT
文在寅大統領は朴槿恵弾劾により政治経験も少ない中大統領選挙に勝利しました。この時期に何故赦免。朴槿恵を刑務所に送ったのは文在寅大統領だと言われています。
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