朴槿恵赦免について文在寅の言葉は抽象的　分断を演出した張本人は誰なのか

2021-12-25 カテゴリー:韓国

Photo by Salamander724 (licensed under CC0 1.0)

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新聞記事から見る文在寅大統領の主張

[朝鮮日報記事(翻訳)抜粋]

朴槿恵前大統領が２４日、特別赦免を決定した文在寅大統領に向けて感謝の意を明らかにした。

朴元大統領の側近ユ・ヨンハ弁護士はこの日、朴元大統領が入院したソウル江南区サムスンソウル病院の前で記者たちと会って朴元大統領の言葉を代わりに伝えた。

ユ弁護士は朴元大統領の健康状態と関連して「当分病院で治療を受けるようだ」としながらも「具体的な健康状態に関しては今申し上げることができない」と話した。

朴元大統領の今後の計画について、ユ弁護士は「今は新病治療に専念しているという。誰とも会わないと言われた」と伝えた。

政府はこの日、２０２２年の新年を迎え、国政農団事件などで有罪確定を受けて収監中の朴元大統領を特別赦免した。

文大統領は「私たちは昨年の痛みを乗り越え、新しい時代に進まなければならない」とし「考えの差や賛否を超えて統合と和合、新しい時代開幕のきっかけになることを願う」と明らかにした。

文大統領は「もう過去に埋没し、お互いに争うよりは未来に向かって大胆に力を合わせなければならない時」とし「特に私たちの前に迫った多くの難題を考えれば何より国民統合と謙虚な包容が切実だ」と話した。

[以上抜粋]

MEMO

文在寅大統領の言葉は国民がひとつになって新しい時代を作るという抽象的な内容。

そもそも、国民の分断の原因を作ったのは文在寅大統領自身だと言われている。朴槿恵弾劾に乗じて文在寅大統領は大統領となり、弾劾にまつわる様々な仕掛けを行ったのが現在の左派政権だというのが野党側の主な主張となってる。

一旦は赦免をしないといった全く同じ理由で今回の赦免が決められた違和感を感じる人々は多い。

韓国では政権交代が起きるたびに大統領は逮捕される。恨の文化だからか、仕返しに対しての仕返しが繰り返される歴史だ。

文在寅大統領はここで赦免をして自分に対する訴追を軽減してほしいという意味だと捉える人も多い。

POINT

文在寅大統領の任期は来年の大統領選挙まで残り僅かです。このタイミングでの赦免には違和感を感じる人も多いようです。