岸田総理と次期韓国大統領の尹錫悦氏が電話会談 外交方針に変更はあるのか
2022-03-12 カテゴリー:韓国Photo by Noukei314 (licensed under CC BY-SA 4.0)
クリック応援よろしくお願いします。
2番目に行われた電話会談
今回尹錫悦氏がアメリカに続いて日本の岸田総理と電話会談を行った件について、韓国外交部の外交方針の中では、「米韓同盟を中心に中国、日本、ロシアとの共助を強化していきます。」と書かれている為、現行の外交方針の順番に乗っ取らない電話会談であったことが言える。
両国の外交方針の表現
2021年の韓国の外交白書を見ると、日本を「最も近い隣国」と「隣国」から一段上の表現を使っており、調べてみると2020年にこの表現になっているようだ。
同じく日本は2020年に、2018年、2019年には削除されていた「重要な隣国」という表現を復活させている。これは韓国の動きに対応したものと見えるが、2017年までの「最も重要な隣国」から一段下がった表現となっている。
今回は当選報告という意味での電話会談であったため、2022年度の日本の外交青書に直接影響するとは思えないものの、韓国大統領就任は5月である為、国として本格的に外交活動ができるのはそれ以降になる。
POINT
今後の日本の外交方針に変化があるのかどうかは2022年度版の外交青書をチェックしてみる必要はあるかもしれません