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尹錫悦大統領は「うまくやる」46% - 捻じれ状態から始まる政権運営は早くも膠着

2022-03-29  カテゴリー:韓国

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新大統領はうまくやる46%

ハンギョレ新聞は、尹錫悦次期大統領が就任後、国政遂行を「うまくやる」という期待が2週間下落し、「うまくいかない」という展望がさらに高まったと伝えた。

尹当選者に対する国政遂行肯定展望は46%となった。現在の文在寅大統領については国政遂行評価は「よくやっている」が46.7%だったことと比較すると、大統領就任前の期待値としては低い印象が強い。

大統領と捻じれた国会

根底には大統領と国会の捻じれ状態などが原因として挙げられるが、大統領就任前から青瓦台大統領執務室の移転問題で与党「共に民主党」と文在寅大統領により就任時の移転が実現不可能となるなど、暗雲が立ち込めている。

やっと対面した文在寅大統領と尹錫悦氏

こんな中で28日、現大統領と次期大統領がやっと顔を合わせることとなった。

それまで大統領執務についての引継ぎは与野党の綱引きの中で実現していなかったのだ。

ハンギョレ新聞ではこの中で与党との大連政を提唱しているようだが、かなり無理がある提案と思われる。

尹錫悦氏と対立候補の李在明氏の選挙公約を比較すると全くの水と油であり、両立する要素が少ないからだ。

大連政を行った場合多くの部分で大統領府は与党に譲歩をしなければならず、表面上はまとまったかに見えても実際は何をしているか分からない結果となるだろう。

国政選挙まで何も動かない

捻じれ状態が解消する為には2024年の国政選挙で「国民の力」が勝利し与党となることが必須条件となってくる。


今後2年間を捻じれの状態で自らの政策を実行するにも多くの立法案は与党の抵抗を受けて可決しない可能性が高い。

そのような意味で新大統領に就任しても暫くは何も動かないと予想される。2年間をどのように乗り切り国政選挙で勝利するか、全てはそれ以降だろう。



POINT

尹錫悦氏は日本との関係改善や米韓関係の強化を訴え中国と距離を置く政策を主張していますが、与党は全く逆の方針となっています。





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