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「両国の努力」を主張する韓国代表団 - 日本は全て約束を履行している - 努力が足りないのは韓国側

2022-05-03  カテゴリー:韓国

「両国の努力」を主張する韓国代表団 - 日本は全て約束を履行している - 努力が足りないのは韓国側

Photo by pixabay (licensed under pixabay)

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日韓両国の努力が必要だと言う韓国

今回の韓国代表団の訪日は日韓関係改善の方向性に一旦は両国が戻ったかのように報道される一方で、総理を始め日本政府が対応したことに批判が起っている。韓国側は日韓関係改善に意欲的であり、それを受けて現総理大臣、元総理大臣、その他閣僚との面談が実現することとなった。最も重要な点は、埋めがたい溝が確認されたということだ。

すれ違う両国の意向

溝とは、日本は韓国側に「約束の履行」を求めている一方で、韓国側は「両国の努力が必要」と一貫して述べていることだ。これは韓国側が一方的に譲歩することは無いということを意味している。もっと具体的に言えば尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領当選人は大統領選挙前に自称元慰安婦の代表的な人物である李容洙(イ・ヨンス)と面会し「日本からの謝罪を必ず受け取る」と約束をしている。まさにそのことを言っているのだろう。

韓国が思い描く着地点とは何か?

韓国が求める日本側の努力とは何だろうか。例えば日本の総理大臣が韓国に行き、元慰安婦と面会して謝罪をし、感動的なシーンとして報じこれを一件落着としようということだろうか。しかしこれは先ず在りえない未来であることを韓国の次期政権が理解していないとすると、関係改善は遠いものと思われる。

韓国問題を読み違えたら政権が傾く

岸田総理がそんなことをしたら、確実に岸田政権は崩壊するし、今回議員団と面会した一件でさえ岸田を総理から引きずりおろせという声が聞かれる。次の参議院選挙で自民党に票を入れないという声まで出ている。その理由としては徴用工判決や日韓慰安婦合意の破棄状態がある。



MEMO

韓国代表団の訪日については韓国の新政権発足前の議員団である為、日本も議員間交流の枠組みで行うべきで政府が対応すべきではないという声も多数ありました。



謝罪を既に何度も行っている日本

慰安婦合意では、「多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり,かかる観点から,日本政府は責任を痛感している。」とし、「心身にわたり癒しがたい傷を負われた全ての方々に対し,心からおわびと反省の気持ちを表明する。」と謝罪の言葉を述べている。尹錫悦氏は、謝罪の言葉を述べているのだから、対面で謝罪しても良いだろうと安易に考えているようだ。しかし同合意では、「日本政府は上記を表明するとともに,上記(2)の措置(財団の設立)を着実に実施するとの前提で,今回の発表により,この問題が最終的かつ不可逆的に解決されることを確認する。」としている。

日本は全ての約束を履行

元より徴用工問題を含め1965年の請求権協定で解決済みである。日本はこれら合意の誠実な履行を韓国側に求めているだけだ。日本は日本側の責任を全て履行しているので、韓国側が自らの責任を履行することが残されているのみである。つまり既に両国が努力する問題ではないのだ。

両国の努力とは何を意味するのか

韓国代表団の団長の鄭鎮碩氏は、両手をパチンと音を立てて合わせ、このように手と手が合わさって初めて関係改善ができると訴える。この言葉を聞けば、韓国の次の新政権も現在の状況がどういう問題なのかが分かっていないのではないかと思わざるを得ない。何故ならばその両国の努力が1965年の請求権協定、1998年の日韓共同宣言、2015年の慰安婦合意であり、正に鄭氏が言う手と手が合わさった状態である。これらを一方的に破棄したのが韓国だということなのだ。この一線から日本は一歩も退いてはいけない。



POINT

日韓関係を国交回復後から見た場合、韓国はこれまでの合意をことごとく破り捨ててきました。果たして次の合意が必要でしょうか。





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