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尹錫悦大統領への期待?捻じれた国会はいばらの道 - 日本は肯定か静観か - 韓国総選挙は2024年

2022-05-07  カテゴリー:韓国

尹錫悦大統領への期待?捻じれた国会はいばらの道 - 日本は肯定か静観か - 韓国総選挙は2024年

Photo by Tangopaso (licensed under CC0 1.0)

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日韓関係肯定論と静観論

尹錫悦(ユン・ソギョル)政権発足後の日韓関係の展望について日本の世論を見ていると、関係改善に向けた肯定論と、主に右派に見られる静観論がある。肯定論者は相変わらず具体的な内容は無く、相手が関係改善を求めてるんだから良くなるだろう。隣国だから仲良くしようというだけのものだ。

2024年までは捻じれたまま

静観論とは、6月の韓国統一地方選挙、2024年の国政選挙のポイントを挙げ、韓国国会の大多数を共に民主党(親中反日政党)が占めている捻じれ状態である為、2024年総選挙で与党となる国民の力が勝てなければ法案は何も通らないから何もできない。日本はそれまで何もせず静観しているべきだという内容だ。少なくとも言えることは、日韓関係のこれ以上の悪化は次期政権の5年間では無いだろうと予想するくらいだ。私個人としては、これ以上悪化をしなければ、改善もしなくて良いという考えだ。つまり日韓には必要な距離がある。今が最も良い距離関係かもしれない。

新政権で真実の言論は解放されるのか

反日運動が表面的に沈下することよりも、親日派の言論が解放されて行くことが長期的には最も効果が高い。親日派の言論とは韓国内で日本文化を好む人々の他に、日韓併合や戦後の日本による韓国支援の事実について言論封殺されて来たもう一つの言論だ。日本は韓国が変わることを待つしか無いのだが、その兆しは全く無い。表面的に落ち着いているというのは一過的な現象に過ぎない。日韓関係の根源は韓国内において、過去の日韓の歴史について言論の自由が認められていないという問題が横たわっている。日本統治下で朝鮮半島が近代化したという事実そのものを公に発言することができないのだ。

日本統治を肯定すれば糾弾される韓国社会

日本統治下において、人口の半数にも及んだ奴婢は解放され身分制度は撤廃となり、学校教育制度が整備され、食料自給率が向上し餓死者が激減し、衛生環境が改善されコレラ、チフスなどによる死亡者が激減した。これらは韓国内では事実自体が存在しないことになっている。

社会から追放されたもう一つの歴史

韓国の歴史観では、日本により奴隷化された蹂躙されたという歴史を事実化する為に、日本統治肯定論者を学会から追放。政治、行政からも追放し、マスコミによる言論も封じた。一方の意見しか採用しない客観性を持たない歴史観であり、そもそもこれは学問ではない。日韓関係の根底にはこのように一方的に作られた歴史観と、それを元にした歴史教育がある。ここが変わらない限りは、これまでのように政府間が手を取り合うパフォーマンスをしたところでそれは砂の城のように崩れ去るのは目に見えているでしょう。これこそ正に歴史が証明している。

歴史について言論の自由がない国

つまり日韓関係の改善とは、韓国自身が学問・言論の自由を獲得し学会に日本統治肯定論の学者が復帰し、政治に復帰し、自由に議論できる当たり前に民主主義国家になることだ。それが無ければ反日教育が無くなることも無い。これは韓国が民主主義国として成熟していくプロセスが必要な問題である為、とても長い時間がかかるでしょう。だから日本は安易に近寄らず距離を取り続けるべきなのです。



POINT

政治が日韓関係を改善するかといえば過去を見れば懐疑的です。この問題は韓国に日韓の歴史において学問・言論の自由が確保されていないという問題です。





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