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食用ウナギの完全養殖に近畿大学が成功 - カロリーベース食料自給率を飛躍的に上げることができるか

2023-11-01  カテゴリー:日本

食用ウナギの完全養殖に近畿大学が成功 - カロリーベース食料自給率を飛躍的に上げることができるか

Photo by 毒島みるく (licensed under CC0 1.0)

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近畿大学がウナギ完全養殖に成功

近畿大学が食用ウナギの完全養殖に成功した。以前ウナギの人工孵化に成功したというニュースに驚いたが、今回は完全養殖だ。ウナギの生態はよく知られておらず、フィリピンや中国付近で孵化した稚魚が成長し、日本列島に循環すると考えられていたが、これらを含む自国内の養殖になる。本来ウナギはこのような広域循環を経て繁殖をする繊細な種で、数も少なく値段も高額だったが、養殖コストによって簡単に食べられる食材になる日も近いかもしれない。注目すべき点はウナギのタンパク質だ。ウナギの100g当たりのタンパク質量は牛肉より多い。

タンパク源が乏しい日本列島

もともと日本には大型動物が住んでおらず、豆腐、味噌、魚類からタンパク質を摂取した。捕鯨というのは文化という側面と大型動物で高タンパク質の食料源だったことが大きい。ウナギの大量養殖が可能になれば、その他の食用肉を凌駕する効率となり、そして動物性脂肪ではなく体に良いω3系脂肪となる。
日本の食糧自給率は金額ベースで66%と公表されているが、カロリーベースででは38%と低い水準なのは、タンパク質不足が大きい。食用ウナギが手軽に食卓に並べばカロリー自給率は飛躍的に上がるだろう。

世界最大級レアアースの採掘

先日、日本の小笠原諸島・南鳥島深海にあるレアアース採掘を2024年から始めると発表している。この海域に埋蔵されたレアアースの量は世界最大規模と言われ、世界全体需要の数百年分と言われている。茨城県五浦海岸海底地下には海底地表に発生するガスの量と面積から推定した場合、石油埋蔵量が世界最大級と推定されている。

世界最大級油田の可能性

日本は海洋資源開発が全く進まなかった。敗戦後の反省として資源不足という命題があったにもかかわらず、国外にそれらを依存することで資源外交のようなことを続け、それらが産油国他の資源国とのパイプになっているのだが、これほど世界が不安定になるとそんなことは言っていられない。日本はEEZを含めて換算すると世界第6位の面積を有している。




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