統一教会問題は政教分離の問題? - 挨拶をしただけで糾弾する異常な世論
2022-08-26 カテゴリー:日本Photo by The White House (licensed under CC0 1.0)
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元総理殺害から始まった問題
統一教会の問題は日本でなんだか意味が分からない状況となっている。事の発端は安倍元総理が凶弾に倒れた事件の犯人の母親が統一教会の信者で在り、それにまつわる過去の不幸がその動機であったと伝えられている。安倍元総理が統一教会で挨拶をしたということだ。しかしこれはまだ裁判の前の供述に過ぎない。それが本当の動機かすら分からない。
政治家が宗教に関わったらNGという法律は無い
政治家が様々な団体の会合への出席や挨拶を求められることは頻繁にあるだろう。それも政治活動の一環であると言える。憲法上の政教分離の原則を言う人がいるが、特定の宗教団体への国による便宜を禁止する法律と解釈する上で、政治家個人がどこの宗教団体で挨拶をしようが、酒を飲もうが知ったことではない。
国による特定宗教の恩恵とは
国による便宜とは法律により特定宗教団体に有利な制度や恩恵を与えることである。統一教会で挨拶をしたとしても、靖国神社にも参拝するだろうし、チベット仏教のダライ・ラマ氏が訪日したら日本の総理は会うだろうか?ローマ教皇が訪日したら会うのだろう。これが政教分離の原則を逸脱しているのだろうか?会っただけである。
支離滅裂なマスコミの論調
統一教会の問題は公序良俗に反する教団への多額の献金や、強制的な依頼などをどのように法規制するかの問題にすぎず、政教分離の問題とは程遠い。