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世界初の人種差別撤廃法案 - 国際連盟常任理事国日本の発議

2021-11-07  カテゴリー:日本

世界初の人種差別撤廃法案 - 国際連盟常任理事国日本の発議

Photo by unknown photographer (licensed under CC0 1.0)

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日清・日露戦争は日本を国際社会の中心に押し上げた

日本が世界史の中に登場するのは日清戦争くらいからだろうか。東洋の島国による快挙に世界は注目し、中国を大国と考えていた西洋は、中国を「眠れる獅子」と呼ぶようになった。

次の快挙は日露戦争だ。日本海海戦で勝利を収めた東郷平八郎は各国新聞の第一面で掲載され、世界の新聞紙上で日本人として一面掲載された初めての人物だと言われている。その後日本は世界の第一線に躍り出ることになり、1919年の国際連盟の常任理事国となった。

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Time Magazine (licenced under CC0 1.0)

世界で初めて人種差別撤廃を訴えた日本

1919年国連で日本は世界で初めて人種差別撤廃法案を提起する。この時代すでに日本は西洋のアジア支配のやり方に異議を唱えた。牧野伸顕元外相は西洋諸国によるアジア各地での植民地における人種差別を批判したのだ。(牧野伸顕:写真前列左から2人目)

この世界初の国際機関での人種差別撤廃法案は賛成がフランス代表・イタリア代表各2名、ギリシャ・中華民国・ポルトガル・チェコスロバキア・セルブ・クロアート・スロヴェーヌ王国と日本の11名、反対がイギリス・アメリカ・ポーランド・ブラジル・ルーマニアの5名だったので賛成多数だ。



MEMO

日本人は人種差別撤廃は欧米から発展した概念と考える人が多いですが、実は最初に人種差別撤廃を訴えたのは日本です。



奴隷貿易で巨額の富を築いたイギリスとアメリカ

当時イギリスはアフリカから黒人を拉致し、アメリカ大陸に向けた奴隷貿易をしていた。アメリカは黒人奴隷を使い安く農産品を栽培して世界各国に輸出をしていた。アメリカ代表は、全会一致では無いからこれは否決だと主張した。16名の全会一致の原則などがあるだろうか。

牧野はかつて多数決での議決はあるとして反論したが、当時既に大国であったアメリカの全会一致の原則が通り法案は否決されてしまった。日韓併合の9年後であり大東亜戦争が始まる22年前のことである。

日本を東洋のナチスと糾弾する韓国

韓国は日本から差別を受けた、収奪をされたと言い続けているが、日本は全く違うスケールで国際機関で戦っていた。日韓併合や台湾の併合は西洋型植民地とは全く違う同化政策である。同化政策とはそこに暮らす日本人も朝鮮人も台湾人も対等な関係で権利を持ち法の支配を受けることだ。

そして大東亜戦争とはアジア各国が独立を保ち共に共栄する理念の元、アジア植民地支配を行う白人諸国と日本が戦った戦争となる。大東亜共栄圏構想とは思い付きのように突然生まれたものではない。



POINT

韓国は日韓併合時代に人種差別を受けたと訴えていますが、当時の人種差別が何を意味するのか自体が分かっていないようです。





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